『Lilacの夢路 / ジュエル・ド・パリ』観劇の思い出〜4月〜

こんにちは、せろりです。

 

あっという間にGWも終わってしまいましたが行ってきました!宝塚大劇場

待ちに待った雪組公演『Lilacの夢路 / ジュエル・ド・パリ』です!

今回は4月の観劇の思い出を語りたいと思います。

 

※めちゃくちゃネタバレあります※

ご観劇がまだの方がいらっしゃいましたらご注意くださいませ。

はい、れっつご〜。

 

 

 

 


まずはミュージカルの感想を。

『Lilacの夢路 -ドロイゼン家の誇り-』

公演のチラシと次男フランツが拗らせてるという話だけを頼りに観劇してきました。

 


まず思ったことは

 


壮大な話かと思いきや話が薄い。

とにかく薄い。

 


タカラヅカ・スカイ・ステージにて

ズバーーーン! \\ ハインドリヒ 彩風咲奈 //

ズバーーーン! \\ エリーゼ 夢白あや //

ズバーーーン! \\ フランツ 朝美絢 //

 


こんな感じのCMを見かけましたが、待て待て、そんな壮大な話じゃないぞとツッコミを入れずにはいられませんでした。

 

とにかく説明と伏線が多過ぎて回収が雑な感じが拭えない。

もう少し要点を絞って回収の時間を丁寧にすれば良かったのではないでしょうか…。


机の上に広げまくったトランプカードを親に「片付けなさい」と言われ、両手で自分の胸の前にぎゅっと寄せ集めて「ほら!片付けたよ!!!」って言った感じ。

分かります?この表現。

いや、それ片付けたって言わないから、みたいな。まさにそんな感じの印象を受けました。

 

ストーリーは別としてお衣装や曲、ダンスはとても良かったです。ここ大事。

 

 

 

まず冒頭。

妖しく滑らかなこれから始まる物語へ誘うようなダンス。美しかった。これぞ美

まさか朝美さん、和希さん、縣さんがいるなんて思ってもいなかったのでうわ、最高じゃんとだいぶニヤけてたと思います。(マスクしてて良かった)

 


幕間にパンフレットで確認しましたがあのお役はメフィストフェレスと小悪魔!!!

 


納得!!!!

 


朝美さんのお衣装と頭の飾りもめちゃくちゃお似合いで

なんならあのまま、あのお姿をずっと眺めていたい。

舞台写真絶対欲しい…お願い出して…頼んだよ、、

 


ハインドリヒお兄様が見ていた夢からお目覚めになり、物語はいよいよスタート。

メフィストフェレスと小悪魔、夢人たちはお兄様の夢だったんだ…

「飲み過ぎた…」と言いつつ、そのすぐ後に5人で乾杯してたことにはツッコミを入れない方が良いでしょうか。

 


ドロイゼン家の5人兄弟全員集合し、歌い踊り出した時(通称:ドロイゼンファイブ)には「一体私は何を見せられているのだろうか、戦隊ヒーロー始まった?」なんて思いました。

それにしても華世京くん演じる末っ子五男、ヨーゼフの愛されっぷりは可愛かったです。

お兄ちゃん達めちゃ溺愛してるやんか、、可愛いねぇ。

 


そして銀橋での鉄ソング

宙組公演『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』では銀橋にて芹香斗亜さんによりイルカについて教えていただきましたが、

今回、雪組さんでは鉄について鉄がいかに凄いのかを彩風ハインドリヒ、朝美フランツ、和希ゲオルグに教えて頂きました。

「鉄が全てを支配する〜♪」と。了解です。

 


縣千さん演じるアントンが出てきた時の生い立ちの台詞に「あれ?もしかして…」と縣千がやるんだもん、絶対ドロイゼン家と関わりあるでしょ、なーんて思っていたら話が進むにつれ

あっ察し…


そして

 

やっぱりね!!!でした。

 


まぁ、なんやかんやありまして(雑すぎる?)ディートリンデが「私の自尊心が…」と言ってる時には

せろり、「はて?自尊心…??」となりました。

 


それにしてもフランツさん。野々花ひまりちゃん演じるディートリンデへの愛が相当強いですよね、、

「お別れだ」(超イケボ)って言ってたのに結局くっつくオチ。

フランツさんの恋心と思考回路が謎です。

教えて!朝美さん!!(え)

 


ラストの場面でハインドリヒ、フランツ、ゲオルグランドルフ(四男:一禾あお)、アントンが肩を抱き合い横1列に並んでいるところは若干のモヤモヤが。

あんなにヨーゼフのおかげだと言いまくり、家族だ!と言うのであれば亡霊でもいいからヨーゼフ出してあげてよ、、と心残りがありました。

 

マフィアも阿片もない、襲われて負傷することもないずっと平和な『Lilacの夢路』

本当に雪組さん?と思うくらい悪役が全然いない(なんなら久城あすさん1人が悪い部分ほぼ全部背負ってた)のとぎゅっと最後短時間で無理矢理なくらいにハッピーエンドに持っていったけれども本当にこの結末で良かったのかな、と少し物足りない感じもしました。

 


『Lilacの夢路』に関しては深い意味をあまり考えずに観るのが1番です。

考察しすぎない方がかえって良いのでは?なんて思ったり。

 


5月の観劇では作品が深まっていることを願います。

 

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さて、続きましてレビューの感想に行きましょう!

『ジュエル・ド・パリ』

音楽が流れ、パッと照明が点くと銀橋には朝美さんを中心に男役さんが!!

(チョンパという宝塚用語だそうです)

目の前に登場した皆様に思わず「おぉ〜!」と声が漏れてしまいました。

真っ白なお衣装!でもそれぞれ画家さんに扮しているそうで個性があり、皆様お似合いで素敵すぎる!!舞台写真欲しい!(待ってる)

 

1階席の割と前方で観たのが初見だったのですが
うわぁ!近い!カッコイイと思わずこの時点で涙。(涙腺の調子壊れてる)

 

そして筆で定めている振り付けにうぇっ、私?と勘違いしそうに…。

手持ちのパレットに筆をちょんちょんとしてから空中で何かサササッと描いてる動き。

…見覚えあるその筆の動き方。

あれ?もしかしてサインですか??

 


サインでした!!!

 


そしてその後大階段に小林◯子のようなお姿の彩風咲奈様の登場にびっくりでした。

(この後のびっくり和希さんの場面よりもびっくりした)

戸惑いと驚きが隠せず、聞こえてくる声は咲ちゃんだけれども…

え、え、本当に咲ちゃん?と何度も双眼鏡で確認した。

 

咲ちゃんでした。

 

すぽーーんと頭の飾りを取ったら一瞬で黒燕尾に!

んぎゃ!!カッコイイ…。


そして彩風咲奈様直々に109期生のご紹介からの初舞台生ロケット

フレッシュで元気良くて良かった!

109期生の皆様へ熱量高めの拍手を送れるだけ送ってきました。


2階席からみた時にはハートの形もよく見えて良かったです!


チェッサーで銀橋から下手花道へとはけていく109期生と入れ替わるように黒燕尾にシルクハット、ケーンを持った男役さんを連れて階段を降りてきた夢白ちゃん。

あれ?見覚えあるこの流れ、

 


花詩集100じゃん!

 


そうです、めちゃくちゃ『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(2014年 月組公演) でした。藤井先生、宝石バージョンです。

そして夢白ちゃんが歌った後に縣さん、和希さん、美穂さん、朝美さんと順々に1人1つの宝石をテーマに歌いながら降りてくる…

 


花詩集100じゃん!!!!

 


咲ちゃんと夢白ちゃんが銀橋でダバダバ歌う「♪愛の讃歌」のアレンジの雰囲気、あれ、『Forever Love』(2016年 月組公演)?とも思いましたが、これも藤井先生でした。そうでした。

 


もう観ていて花詩集100だなぁと何度思ったことか、、

 


ルーヴル美術館

格好良過ぎた王子様いや、彩風咲奈様のご登場。

見事なロングの赤いマントを捌き、彩風咲奈様のコレクションちゃん達と絡むときのロックな曲調


あ〜めっちゃ花詩集100(n回目)


中詰の盛り上がりも最高潮でとっても楽しく、その後のバスティーユの場面のあがちん中心の若手男役さん達のイキイキとしたダンスも良かったし、その後の今回退団する7名の場面では美穂さんの美しい歌声により思わず涙が。

 


サン・ジェルマン・デ・プレ

朝美さんが白(クラシックダンサー)、和希さんが黒(モダンダンサー)という振り分け。

めっっっっちゃわかる、、

ありがとう、御織先生。

めちゃくちゃ良かった。

 

 

今回の観劇の思い出として絶対に語っておきたい・忘れられないあの場面。

カンカン

とてつもない衝撃でした。

夢白ちゃん中心に娘役さん達が出てきて、可愛いなんて思っていたところに

 


「あ〜〜!咲ちゅぁぁぁん!」

 


はい、真那春人さんです。

ん゛ん゛ん゛!?!?!?!

結構な上級生の男役の皆様がカンカンレディをやっているのです。

特に真那春人さん。圧倒的存在感。面白すぎて困る(超褒めてる)

せろりはカンカンボーイの皆様も観たいんです。

観たいんですけど真那春人さん。

まなはるさんから目が離せないんです。

どう頑張っても無理だった。真那さんに負けた(?)

カンカンレディの圧にタジタジのボーイの皆様とのやり取りは隅から隅までゆっくりじっくり観たいけど時間と目が足りない。足りなさすぎる。

 


久城あすさん、叶ゆうりさんのカンカンもTwitterのレポを見る限りめちゃくちゃ面白いことしてるそうじゃないですか、、

今後の観劇では他の男役あ、いや、レディ達を観たい。観れるように頑張ります。

 


凱旋門

周りに娘役さん達がいますが、彩風さんと朝美さんがお2人で踊る部分はもはやデュエットダンス

あれをデュエットダンスと呼ぶのか?と思われるかもしれませんが

せろりにとってはデュエットダンスでした。

 

彩風咲奈様の朝美絢様に向ける慈悲深き微笑み

あぁ、尊い

神様、ありがとう。

宝塚、ありがとう。


白いお衣装、裾がフリフリしていて揺れまでも自分のモノにされていたお姿、格好よかったな…

 


そしていつの間にかパレード

(めちゃくちゃ記憶ぶっ飛んでるけど気にしないで)

以前、『海辺のストルーエンセ』で観た時よりもますます歌が上達していた音彩ちゃん。

どこぞのお嫁にでも行っちゃうのかしらなんて思いながらエトワール音彩ちゃんの歌声に酔いしれました。

また5月に行ったら歌良くなってるんだろうな(期待)

 

大きな羽根を背負った朝美さん、夢白ちゃん、咲ちゃん。

やっと観れた!けど終わらないで…と思いつつあっという間に終わってしまいました。

『ジュエル・ド・パリ』想像以上に良かった。

体感秒でした。

とにかく楽しかった!

そして花詩集100予習しておいて良かった

 


めちゃくちゃ雪組らしくないけれども(失礼)

キラキラ華やかでこれが宝塚か!!!

宝塚観に来た!!と感じられるレビューでした。

中毒性高いです。

特にカンカン。カンカンのためだけに通いたいくらい(オイ)


早くジュエル・ド・パリの音源が欲しいですね〜。(待ってます)


4月の観劇は全て貸切公演でまだ通常モードの『ジュエル・ド・パリ』は観れていないので5月後半での観劇が楽しみです。

5月の観劇レポもまた書きたいと思います!

 

 

お読みいただきありがとうございました。

ではまた〜。

『カルーセル輪舞曲』の感想文

こんにちは、せろりです。

 

 

今回は、2017年月組公演『カルーセル輪舞曲(ロンド)』を観たよ〜のせろりの感想文でございます。

 

 


『カルーセル輪舞曲』は、せろりがずっと観たいと思い続けているミュージカル『グランドホテル』と一緒に上演されたレビュー作品でございます。

 

何故『グランドホテル』を観てみたいのかといいますと、朝美絢さんのスタープロフィールに好きだった役に『グランドホテル』と書いてあるからです。(動機が単純)

 

しかしながら『グランドホテル』はタカラヅカ・スカイ・ステージのアンコールアワーのリクエストリストに無く、著作権の関係で今後放送される可能性は限りなく低いのです。

権利が厳しいのはやはりブロードウェイ作品だからでしょうか。

DVDも廃盤になっているので、どうしたら観れるのか…と頭を悩ませているところでございます。

宝塚アンに行って買う…?

 


 

そんな時に『カルーセル輪舞曲』の放送が。

ありがとう!スカイ・ステージ!

しかも期間は少し開きましたが宝塚大劇場版と東京宝塚劇場版の2種類の放送がありましたのでどちらも拝見しました!

せろり、月組さんの作品を観るのはこれが初めて。

月組時代の朝美さんを観るのは初めてだったのでとってもワクワクしました。

ザッと振り返りますよ〜、はい、れっつご〜。

 

 

 

『カルーセル輪舞曲』想像以上にボリューム満点でずっと楽しかった!!!

 

 

曲がとても綺麗で、テンポ感もよく、リズムに乗りやすいキャッチーな曲なので「まわ〜る〜まわ〜る〜カルーセル〜♪」とすぐに覚えて一緒に口ずさめますね。

 

 

・プロローグ

月組の皆様がお馬さんに見える魔法がかかっているのでしょうか…

娘役さんの真っ白でふわふわのスカートのお衣装が可愛いくてとっても幸せでした…。心満たされました。

 


・愛希れいかさんのタコ足のお衣装の曲

とにかく色っぽい!!娘役さんたちの魅力溢れまくってました。

愛希さんと踊る同期の朝美さんとの絡みも良かったです!!!大好きです!!!(突然の愛の告白)

 


・列車の場面

暁千星さんを中心に踊る爽やかな水色のお衣装がとても印象的でした。

ありちゃん、とても可愛いお顔されてますが背高いし脚長いしめちゃくちゃ踊れるギャップが凄かったです。

スッとめちゃくちゃ脚上がるやんか〜(なぜ関西弁)

 


テキーラの場面

男役の皆様がもうとにかくカッコ良いの極み。

曲の盛り上がりと共にラストは銀橋に並び踊るのはテレビでも圧巻でした!

 


・カーニバルの場面

華形ひかるさん率いる警官チームと珠城りょうさん率いるアロハシャツの皆様とのなんともコミカルでパワフルなダンスは観ていてとてもワクワクしました。

どんなやりとりをしているんだろうかとテレビに映る人以外の周りも気になる…。そして目が足りない(いつものこと)

 

そしてブラジル。

いつの間にお着替えしたの!というくらい早着替えで銀橋には合流していた朝美さん。

サンバの脚の刻み高速すぎて思わず「おぉ〜〜」と声が漏れました(家で良かった)

 


・ブラジルの後の美弥さんの場面

アラビアンチックでお芝居の様な踊りが魅力的でした。

そして歌も歌われるなんて…

ガラッと世界観が変わり落ち着いた雰囲気。でも舞台に広がる世界観がとっても素敵すぎました。

 


・水色のお衣装が印象的な群舞の場面

曲の盛り上がりと共に組子が増えていく群舞は

踊りの揃い具合迫力があり、ラストは客席に向かって跳ぶところで暗転するのが最高でした!

せろり的1番好きな場面になりました。

 


華形さんの「ウェルカムトゥー タカラヅカ!」で始まるロケットダンス

盛りだくさんすぎて忘れてた。教えてくれてありがとうございます。

 

 

 

覚えました、美弥るりかさん。

なんて華やかな方なんだ!オーラたっぷり。

めちゃくちゃ目おっきい…。

カッコいい!とにかくカッコいい。

見終えた後にすぐさま『山里亮太の宝塚男子になってもいいですか?』の美弥るりかさんと七海ひろきさんの回を観ました。

え、あんなにカッコ良いのに普段こんなにゆるゆるな感じなのですか!!ギャップがありすぎて驚きでした。

 


今回『カルーセル輪舞曲』を観て1番衝撃だったのは最後の最後パレードの大階段。降りる順番には驚きと戸惑いが隠せませんでした。

この当時は番手をあやふやにされていたのでしょうか…まあなんとも不思議な感じでした。

 


また専科の華形ひかるさんが大階段から降りてきた時歌わないんだ!という衝撃も。せっかくなんだから歌ってほしかったな〜。

 

 

 

月組さん、また新たな扉を開いてしまったかもしれません。

まだまだ知らない方やお顔とお名前が一致しない方が多いので、これからたくさん作品を観てから再び見返すと新たな発見がありそうです。

お勉強頑張ります!!おとめ買わなきゃ…。

 

 

 

 


明日からはいよいよ雪組さんの『ライラックの夢路』『ジュエル・ド・パリ』が始まりますね!観劇する日が楽しみです!

 


 

では今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

 

ではまた〜。

『BONNIE & CLYDE』観劇の思い出

こんにちは、せろりです。

 

投稿が久しぶりになりました…。

あっという間に4月。桜が満開で春を満喫しております。先日は宝塚音楽学校111期生の合格発表もありましたね〜!

新年度にもなったので、もっとマメに頑張ります!


今回は雪組 御園座公演『BONNIE & CLYDE』(以下:ボニクラ)観劇感想文です。無事幕が降り、もう1ヶ月が経とうとしていることに気付きました。

時が経つのが早すぎ…

すっかり書くのが遅くなってしまいましたが、観劇の思い出を語っていきたいと思います。

 


はい、れっつご〜。

 

 

 

 

 

 

せろりのボニクラ観劇は全2回。映画館での中継と現地で1回でした。初めての名古屋遠征。美味しいもの食べたいという欲に溢れながら向かいました。

 


観劇の感想を一言でいうと観た気がしないです。

 


「楽しかった〜!」というめちゃくちゃ薄い感想はあるのですが、ふわふわした高揚感?が先行し、しっかり「宝塚を観た!ミュージカル観た!!」という実感がないのです。


勿論、最初から最後までしっかり起きていたし(当たり前)『蒼穹の昴』ぶりの久しぶりの彩風咲奈様、そして新トップコンビプレお披露目。とっても楽しみにしておりました。

こんなにも手ごたえがない観劇はせろりにとっても初めての感覚なので説明するのが難しいですが、思い出を語っていきますよ〜。

 


バック・バロウ役 彩風咲奈さん

スーツの彩風さんはやはり無敵すぎる。

カッコいいが溢れております。

そして銃が似合う…

今回は運転姿も何度も観れて幸せでした。

ジャケットの内側に着込んでいる銃を持っておくホルダー(何というのでしょうか)最高にカッコよかった。

 


「お口なーいない」にはギュンと心を持っていかれました。

 

好きです!!!!

 


DVD出るし、詳しく見るのはDVDでいっかと思い

ざっくりとしか観てませんでした!ごめんなさい!!!

 

 

 

ボニー・パーカー役 夢白あやさん

トップ娘役就任おめでとうございます!

今回のボニーのお役もあってか堂々たる風格。存在感がもう私何年も彩風さんのお隣にいますよみたいな雰囲気が漂っていました。

少女ボニー(愛陽みちちゃん)と入れ替わり出てきた時の圧倒的存在感!!!

よく通る声と声量・歌声にクライドとのナイスコンビ感が堪らなく最高でした。

蒼穹の昴』の時の印象とかなり変わりました。

美しい夢白ちゃん。セクシーな薄着姿を見てめちゃくちゃ細くて驚きました。ご飯たくさん食べるんだよ…

 

 

 

デュエットダンスの彩風さんと夢白ちゃんのお衣装がとても素敵で大好きでした。キラキラして素敵なデザイン。

彩風さんの脚の長さが際立ち、夢白ちゃんは背中にヒラヒラとした布がついているのがめちゃくちゃ好みで、ボニーの女優になりたいという報われた感がありました。

 

 

 

バック・バロウ役 和希そらさん

弟大好きすぎるお兄ちゃん!!カッコよかった〜。

彩風さんとの絡みからとても強い兄弟愛を感じました。

めちゃくちゃ良い関係性ですよね。奥さんのブランチ(野々花ひまりちゃん)に尻に敷かれてるお姿もブランチへの愛に溢れたお姿もイケメンでした。

 


美容室での場面、脱獄してきたバック・バロウさんに「ムショにバックしなさ〜い♪」と歌う歌詞、え、ダジャレ?と思ったのは私だけでしょうか。(思考回路が小学生?)

 


警官から隠れるために借りたエプロンがうまく留まらず、外れてしまい、アセアセしている和希そらさんと警官にバレないよう助ける美容室常連の3人組(希良々うみちゃん、有栖妃華ちゃん、愛空みなみちゃん)。雑誌からチラリと様子を伺う和希さんの表情がとっても可愛かったです。

 


そんな和希さん、その後に段差で転けそうになり、ちょっとヒヤッとなりましたが隣に野々花ひまりちゃん居てくれて良かった。ご無事で何よりです。

 


それにしてもソラカズキ…やっぱり凄い。

死に際の演技が上手すぎる。

迫真の演技でございました。

 


好き…。(軽率)

 


フィナーレの登場も素敵でしたし、やっぱり歌もお上手で感動。特に彩風さんと夢白ちゃんのデュエットダンスの時に階段で歌っていたのが印象的でした。

後からスカイ・ステージで見た『夢の音楽会』で安蘭けいさんと歌っていらっしゃった曲でした!

 


和希そらさんって頭の形めちゃくちゃ綺麗ですよね…

シルエットが大好き。

 

 

 

牧師役 久城あすさん

アップテンポで楽しい曲。歌いながら、滝にバックの頭を容赦なくぶち込むギャップがたまらなく最高でした。

また、バックがお亡くなりになる際に久城さんが歌い上げる場面は涙無しでは観れませんでした。

心が洗われ、本当に牧師なんじゃないか…と思ったくらいです。感動しました。


久城さんは歌劇の「えと文」やスカイレポーターズのお姿から愉快なお兄さんという印象を持っていたのですが、こんなに歌えるんだ!と新たな発見でございました。

 

 

 

星加梨杏さん

今回のボニクラで1番目で追ってしまう気になる存在でございました。

ビリー・ザ・キッドと刑務所の刑務官、眼鏡をかけた市民のお役でした。

ビリーカッコよかった〜〜と思っていたら一市民として出ていました。(上手多めでしたね)

市民の星加さん、いや、かりあんさん。めちゃくちゃ可愛かった。

銀行強盗の場面の市民の中でもめちゃくちゃビビリだった。

周りの娘役さん達(お名前分からなかったです、すみません)との様子が面白すぎて、1人笑いを堪えるのに必死でした。

また、牧師の久城さんからパンの配給を貰う場面の一連の流れも面白かったです。

 

大事そうに抱えて上手に移動

→袋から出すときに落としてしまう

→盗られてオロオロ…

→返してもらいニコニコ、落としたパンの汚れをはたいてふーふーする

 


芸が細かい…………!!

 


バックが手紙を燃やす缶で暖をとっているお姿はなんだかほっこりしました。

それに対し、刑務官の時のかりあんさん、纏っている空気が違いすぎて驚きでしかありませんでした。

クライドに対してだけでなく、夢白ちゃんとの絡みのあの嫌らしい感じ(褒めてる)。存在感たっぷりでした。クライドが性暴力を受けている事を示唆する台詞もあり、大事なお役だったと思います。良かった!!

本当に色々と細かいお芝居がとても印象的でした。

 

 

銀行強盗繋がりでいいますと、ボニーにサインを求める紗蘭令愛さんも良かったです〜〜!紗蘭さんも最後のパレードでサインを見せびらかしているお姿が可愛いでした。はい。(可愛いでした?)

 


聖海由侑さん

クライド達のお仲間でもあり、ビリーの周りで踊るガンマン達。「これか、彩風さんの" アゲアゲの精 "は」と思いました。

ガンマン達の中でキラキラしているなと思っていたのは聖海さんでした。踊っている時の表情が豊かで良かったです〜〜!めちゃくちゃ好みでした。夢白ちゃんをリフトするところは「同期!!!」と思いテンション上がりました。

 

 

 

テッド・ヒントン役 咲城けいさん

さんちゃんのお芝居をガッツリ観るのは今作品が初めてでした。歌もお芝居も多かったですね!

お化粧といい、歌い方がなんだか星組礼真琴さんをとても感じました。(私だけかしら)

正義とボニーへの気持ちの間で揺れ動く感じ。もどかしかった。「いつから俺たちは殺し屋になったんだ」という台詞。

それが雪組なのです…。雪組へいらっしゃいませという感じでした。

 

 

初めての御園座。座席の勾配があまり無く、前の席の方の頭で舞台が全然見えなかったというのも影響あるのでしょうか、、

上手と下手両サイドの扉付近が全く見えなかったのです。ツラい…。

それにしても観たい人が多すぎる。とにかく目が足りないボニクラ。もうちょっとチケット足せば良かった…なんて思ったりもしました。

そしたらもう少し観劇の実感湧いたかも?

こうして振り返っていると次回作の皆様のご活躍がますます楽しみになってきました。もう今月じゃん!

 


そして最後に。

タカラヅカニュース千穐楽の様子を見ますと、彩風咲奈様、20日間鰻を食べたとか。

…凄い。凄すぎる。

…どんだけ鰻好きなん

…胃腸強いのね(そこ?)

 


ああ、鰻が食べたくなってきた。

 

 

 

今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

 


ではまた〜。

遂にきた雪組集合日

こんにちは、せろりです。

 

 

『BONNIE&CLYDE』と『海辺のストルーエンセ』のロスに陥るかと思いきや「楽しかった〜!観た〜!」という思い出にびたびた浸りまくる日々を過ごしておりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はタイトル通り雪組さんの集合日に伴うその他キャスト配役発表と退団者発表について語っていきましょう。

はい、れっつご〜。

 

 

1. 退団者発表

以前のブログにて「『Lilacの夢路』のその他のキャスト配役発表楽しみ!」なんて思い書いたのですが、今日までの間に

その他のキャスト配役発表 = 集合日 = 退団者発表

と言うことを学んだせろり。

早く配役知りたい…

でも退団者出て欲しくない…

今日じゃなかった…

いつ発表なの…と気持ちが入り乱れ、身が入らない日々が続いていました。

 

 

 

3月9日

遂にこの日が来てしまいました。

ケータイには宝塚歌劇Pocketの通知が。

 

 

今日集合日だったんだ、この2つが並んでる…

やだ…見れない。ドキドキしながらも意を決してリンクを開きました。

 

雪組 退団者のお知らせ
2023.03.09

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

 

雪組
白峰 ゆり
星加 梨杏
日和 春磨
真友月 れあ
涼花 美雨
天咲 礼愛
菜乃葉 みと

2023年7月16日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

 

引用元:雪組 退団者のお知らせ | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230309_006.html

 

想像以上に多い…

そしてこないだ良いなと思っていた生徒さんばかり。

 

特に星加梨杏さんと日和春磨さん…

素敵な男役さんだなとせろりが今後のご活躍を楽しみにしていたお2人だったのでかなりダメージが強すぎました。

 

まじか。星加さん、日和さん…。

発表前よりも仕事が手に付かない…

 

次回の『Lilacの夢路』に向けて過去の作品を見て「あのときの!彼!かりあんだったの!」「ぴよりいた〜〜〜!」とお勉強していたところだったのでかなり寂しいです。

 

昨年の咲城けいさんの星組から雪組への組替えの影響もあるのでしょうか…

 

白峰ゆりさんは若干覚悟はしておりましたが、辞めてほしくないと思っていた好きな上級生の娘役さんだったので本当に寂しいです。

 

 

 

でも悲しんではいられない。

ここからは配役発表についてたくさん語っていきたいと思います。

 

 

2. その他キャスト配役発表

まずはドロイセン家5兄弟からいきましょう。

長男:彩風咲奈さん

次男:朝美絢さん

三男:和希そらさん

四男:一禾あおさん

五男:華世京さん

 

5兄弟にトップさん、2番手3番手まとめてきた!と驚きました!

良いんですか!?彩風さんと朝美さんが兄弟っていうのでも楽しみなのに和希さんも!!!

ボニクラで観たクライドとバックの並びといい組み合わせも良かったので上の3兄弟がこの御三方とは!

とても楽しみで仕方がありません。

 

発表前は「長男・次男・三男を1番手・2番手・3番手にまとめちゃう?いやいや、贅沢すぎないか、和希さんは鉄工職人アントン?大人っぽすぎるかな、」なんて悩ましい人事なんだと想像しておりました。

彩風さんに夢白ちゃんを紹介する五男については、ワンチャン華世京?なんて思っていたので当たりました!夢白ちゃんを彩風さんに紹介するかせきょー。想像つく…。

 

そしてその鉄工職人アントンは縣千さん!

納得〜〜!!!

そっか!そうだよね!!あがちんよね〜!

ひとりで納得そして解決

 

アントンのお仲間であろう鉄工職人の皆さんは以下の通りでした。

カール:天月翼

ミハエル:眞ノ宮るい

クルト:聖海由侑

職人:麻斗海伶、稀羽りんと

 

楽しそうな鉄工職人の皆さん。あ〜もう期待しかありません。

 

 

プロイセン軍隊 ウェーバー少佐:久城あす

プロイセン軍隊の下士官 ヴェックラー:咲城けい

将校(ウェーバーの部下):日和春磨、真友月れあ

 

軍隊?ドロイセン家とどういう関係になるのでしょうか。ワクワクが止まりません。

下士官が読めなかったのと意味が分からなくてググってのはここだけの話にしておきましょう。

 

配役が発表になり益々『Lilacの夢路』が楽しみになりました。

 

星加さんと日和さんのお姿をしっかりと大劇場で目に焼き付けたいです。チケット頑張ります。

 

新人公演はまた後日のようですね。

こちらの配役も楽しみです。

無事初日を迎えられますように!

 

今回はこの辺で

お読みいただきありがとうございました。

 

ではまた〜。

 

 

『海辺のストルーエンセ』観劇の思い出(下)

こんにちは、せろりです。

 


前回に引き続き、今回も雪組 朝美絢さん主演作品 ミュージカル『海辺のストルーエンセ』観劇の思い出をたっぷり語っていきたいと思います。

 


まだご覧になっていない方はこちらから💁‍♀️

『海辺のストルーエンセ』観劇の思い出(上) - せろりの宝塚歌劇への愛を語ろうじゃないか

 


語り出したら止まらない、まだまだ感想を語りますヨ!

はい、れっつご〜。

 


〜フィナーレ〜

妖艶という表現がよく似合うフィナーレでした。


日和さんセンターの下級生チーム、娘役チーム、男役チーム、縣・音彩ペア、朝美さんという流れの登場(違っていたらごめんなさい)でどんどん盛り上がるフィナーレのダンス


全員が揃い、朝美さんが両手を顔の前でフッとする瞬間。

横浜では結構強めにケーキの上の大量のロウソクを消す様な「フゥッッ」だったのですが、梅田では本当に一瞬の「フッ」と変化を感じました。

どっちも好きです〜〜

 

 

フィナーレは朝美さんと音彩ちゃんのデュエットダンスが本当に本当に最高でした。

 

キラキラなお衣装 × 美しいお二人 × 劇中の曲アレンジ × 表情

 

心揺さぶられ、自然と涙が出てきました。

デュエットダンスで初めて泣いた。本当に素晴らしかった。

 

 

 

〜カーテンコールの思い出〜

カーテンコールになると朝美さん可愛い大放出という感じでOGの方や他組の方が観劇にいらっしゃったときのお手振りが可愛すぎました。

 


カーテンコールでは眼鏡をかけないお姿がデフォだったようですが、眼鏡で登場した日には会場がざわざわ・クスクスとなり、朝美さんが「しーっ!🤫」としたときの破壊力!!!凄かった。全私が沸きました。

せろり、お前かーい。

朝美さんめっちゃ可愛いやん…

配信でも眼鏡をかけていらっしゃいましたね!!

これが円盤化されるのか。眼福…尊い。ありがとうございます。

 

 

そして公演数を重ねていらっしゃっても「ストルーエンセ」のイントネーションが掴みきれていない朝美さん。何度も言い直してましたが、結局どれが正しいのか聞いてるこちら側もだんだん分からなくなってくる。可愛い。頑張れ。

朝美さんは結局言えるようになったのでしょうか。

 


 

KAAT千穐楽

めちゃくちゃ面白かったカーテンコール。

カメラが入っていないので、タカラヅカニュースで放送されないのが残念で仕方ありませんが「こんなにカーテンコールって自由で良いんだっけ…。」と、とにかく面白かった。

コールアンドレスポンススタイルで一方的にイントネーションを教えていただいた千穐楽


朝美「横浜名物」 一同「横浜ハーバー!」

朝美「デンマーク名物」 一同「ストルーエンセ!」

奏野「鎌倉名物」 一同「朝美絢!」


サプライズでめっちゃ驚いてた朝美さん。「朝美絢もストルーエンセと同じ…?」と発言が天然ぶちかましてて可愛いがすぎました。

多分だけど一緒じゃない気がする

くるくる回り、喜びのあまり鎌倉といえば大仏ということで大仏のポージングをする朝美さん。喜びの表現が独特。

組子の皆さんとともに大仏のポージングで終わりました。カオスでした。

 

 

 

 


さあ、まだまだいきましょう!

 

 

 

〜今回の作品でせろりが大注目だった方々〜

 


□日和春磨さん

"愛の錬金術師ソング"の場面ではヨハンにメロメロにされている紳士のひとりでいらっしゃいました。

あんなに先生と顔近かったらメロメロになるわな〜

ブラントがやってきたときに椅子に座らせ、クルクル回してました。

 


日和さんのお役、ホルク伯爵はとても印象的でした!

酒場の場面のお芝居に惹かれまして、そこから「日和さんどこにいるの!」と追いかけて観ていました。

ブラントとの関係性も面白く、毎回違ったブラントとのやり取りの場面があり、とても良かったです。

そして解雇を言い渡されたときの演技

驚きと悔しさでどうしようもない気持ちがめちゃくちゃ伝わってきて「あぁ、ホルク、可哀想。ホルク…」と感情移入してしまいました。


1幕の第3場と2幕の第8場で日和さんが腰に差している剣を縣さん、諏訪さんに持っていかれるときの添えている手が好きでした。

せろり謎のお気に入りポイントです。どこ観てるのって感じですよね、、

ありがとうございま〜す。

 


□壮海はるまさん

事前にタカラヅカニュースでお名前とお顔をしっかり予習したので「壮海さんを見つけるぞ!」とせろり、意気込んで観ておりました。

蒼穹の昴』でトーマスをされていた方だったとここにきて一致しました!


壮海さん、背が高いので劇団員のお役以外の場面に出ているときも見つけやすかったのと劇団員のイェルクのお姿、お芝居、お美しいダンスが印象的でした。

 


壮海さんの細かいお芝居お気に入りポイント2つ

夏至祭の舞踏会の場面:従僕役

カツラがモーツァルト

遊戯の時間で壮海さんが転んだ後にヨハンに「大丈夫?」とさすさす撫でてもらい、痛い…とその後も自分でさすったり、さすってもらった〜と周りにアピールもしてました。可愛い従僕…。


②王宮広間のティータイム:イェルク役

クリスチャン7世と劇団員が床に座り、茶をしばいてる場面です。

イェルク、紅茶が苦手なのか?不味そうに飲んだり、他所の人のカップに自分の分を移したり。でもクリスチャンに何度もおかわりの強要をさせられてました。ドンマイ、イェルク!

 


□麻花すわんさん

なぜか『蒼穹の昴』の時から気になっていた娘役さん。

とにかく可愛いなぁと眺めておりました。

今回は女官ゲーラー夫人としてユリアーネの近くにいる3人のうちのひとりでした。

うさぎのぴょんぴょんしてるすわんちゃん可愛い。

カーテンコールのときにぴょんぴょんする日もあり、可愛くて仕方ありませんでした。

そして先程の日和さん同様、"愛の錬金術師ソング"の場面でメロメロになっている淑女も可愛かったです。

 


そしてフィナーレの壮海さんとすわんちゃんのペアダンスも良かったのです!

すわんちゃんが壮海さんの元へ行ったときに壮海さんが毎回頭ポンポンしてた…。キュンです。

 

 

 

 


〜まとめ〜

『海辺のストルーエンセ』を何度も観劇することが出来たこと、色々な朝美さんが盛りだくさんで本当に本当に幸せでした。フォレルスケットでした。

朝美さんが好きだからということを抜きにして、かなり作品としても良かったのではないでしょうか。

数年前、外部のミュージカル作品で足繁く通ったぶりに「いい作品に出会えたな」と久しぶりに感じています。

 


ひかりふる路』味を感じる物語でハッピーエンドではない作品ですが、結末は重たすぎず、なんともいえない余韻と心残りがあり、「また観たい!」と掻き立てられました。

横浜と梅田とでは観劇の印象が違い、より作品に深みが増していて本当に同じ作品を観ているのかと思ってしまったぐらい、どちらもとても良かったです。

DVD化されるとのことなのでたくさんおかわりしたいと思います。発売はいつかしら。待ち遠しいです。

 


 

幕間には、お隣になった方とお話させていただきまして、御贔屓様やこの作品のお話を聞いたりしてとっても楽しかったです。

話しかけてスミマセン、お相手してくださってありがとうございました。

 

でもお友達になってくださいとはチキって言えなかった…。

 

御贔屓様が朝美さんの方から『舞音-MANON-』の新人公演は絶対に観たほうが良いと教えていただいたので、いつか放送されたら観てみたいです。

 

 

 

ずっと出ずっぱりの朝美さん。唯一出ていない場面は1幕の第8場のみという、とてもハードな公演だったと思います。本当にお疲れ様でした!

 


来週は『ライラックの夢路』の集合日でしょうか、ドキドキですね。

 


では今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

 

ではまた〜。

『海辺のストルーエンセ』観劇の思い出(上)

こんにちは、せろりです。

 

 

今回は昨日無事幕が降りました、雪組 朝美絢さん主演作品 ミュージカル・フォレルスケット『海辺のストルーエンセ』観劇の思い出をたっぷり語っていきたいと思います。

 

私せろりは元々KAAT神奈川芸術劇場のみの観劇予定だったのですが、ご縁がありましてKAATと梅田芸術劇場シアタードラマシティの両会場ともに観劇することが出来ました。

お譲りいただきました皆様、誠にありがとうございました。

配信もしっかり見ましたよ〜

 


無事、全日程が終了しましたのでずっと温めておりましたレポを大放出します!

観劇後に高揚したまま編集していますので朝美さんを中心に、ほぼ朝美さんのことを書いております。今回は長めなので上と下に分けました。

ではさっそく。

はい、れっつご〜。

 


 

〜いざ観劇〜

観劇1回目、所謂My初日という日まではネタバレ無しで観たかったのでTwitterで「ストルーエンセ」とトレンド入りしていても見ないように頑張っていました。耐えました〜。

お疲れ、自分。

 

いざ入場。パンフレットを購入し、お座席へ。

表紙で既に幸せなのにページを捲り、目に飛び込んできたのは眼鏡をかけたヨハン・ストルーエンセ(朝美絢さん)

 

ふぁっっっ!!!!と思わず声が漏れてしまいました。

 


うううう美しい!

 


まだご覧になっていない方は是非その美しさをその目で確認していただきたい。これで600円は安すぎる。破格のお値段です。

裏表紙も素晴らしいので、ぜひ見てみてください。

せろりは見納めの梅芸公演の時に保存用にと買い足しました。家宝にします。

 

こちらです、どうぞ💁‍♀️

KAAT神奈川芸術劇場/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演プログラム『海辺のストルーエンセ』<雪組>: 公演プログラム - 宝塚クリエイティブアーツ公式ショッピングサイト|キャトルレーヴオンライン

 

 

開演5分前。幕が開くと目の前(ステージ)には海が広がり、波の音が。デンマークの海でしょうか。スッとこの作品の世界へと誘われました。

 


 

〜1幕〜

◎冒頭ストルーエンセ先生の助手時代

タカラヅカニュースで壮海さんが言っていたのはこれか!」とせろりは思い出しました。

白衣を着たヨハン爆イケ。ありがとうございま〜す。

 

 

そして助手時代からアルトナでの貴族相手に金儲けの診療へ。「世界をも変える何者かに俺はなる」と野心溢れる助手の頃とは別人かの様になったヨハン。愛の錬金術だと…??何があったのか気になるところです。

 

アルトナの病院
朝美さんのお姿が見えない状態で歌声が響き渡り、幕が開きご登場。ひゃー、歌声がすごい。なんとも不思議な気持ちにさせられました。

"愛の錬金術師ソング"凄いですね。

紳士・淑女等性別を問わず、皆をメロメロにさせながら曲中で貴族サマを小馬鹿にした感じの朝美さんの言い方、歌い方、表情、動き。朝美さんの魅力大爆発でした。

 

そんな"愛の錬金術師ソング"「ど〜んな病も憂い〜も〜♪」のメロディーラインが『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』で朝美さん演じるキャロルが歌う「♪インフェルノ」の「わ〜ったしたちは〜イ〜ンフェルノガールズ♪」に似たものを感じました。

私だけではないはず!!!

 

 

少し飛びまして劇場の場面後の海辺の場面のお話を。

◎迷子の(?)カロリーネを見つけるヨハン

階段に腰掛け、右脚を伸ばし波の音に耳を傾けるヨハン。

 

脚!!!

 

なんてカッコいいポージングなんだ…。至福のひとときです。


◎カロリーネが「どこか遠くへ〜♪」と歌う歌

この場面・曲の1番のポイントは舞台の奥でユリアーネ(愛すみれさん)が通り過ぎているところでしょうか。

下手からゆっくりと登場し、中心で一度立ち止まり「みんな誓った〜♪」の部分を一緒に歌い、また再び歩き出すという動き。

「こんな王妃になりたい、いい王妃になりたい」と思っていたのはユリアーネも同じだったのだと感じました。ヨハンが目で追っている点も重要なのではないでしょうか。


この歌でせろりは音彩ちゃんの歌の成長がとても感じられました。観るたびに上手になってる!と衝撃を受けました。

どんどん伸びやかに歌える様になっていて感動です。

こんなに上手くなってるとは…!今後のご活躍に期待が高まります。

 

 

◎枢密院の場面

せろりが忘れずに語っておきたい野次を飛ばすヨハンの発言です。


拷問と出版を禁じることについて" 待った "をかけたクリスチャン7世(縣千さん)。それに対し思想をよく理解しているのかとグルベア(叶ゆうりさん)らに問われ言い返す言葉に困っているときでした。

 


朝美「わからんちんはお前らだろ〜が!」

 

 


わからんちんんんん!?!?!

 


ヨハンどうした!可愛いね?お口が悪いのか、可愛いのか。

「外野が煩いな、つまみ出せ」とグルベア、指で摘んでいました。

 

 

夏至祭の舞踏会のダンスとお遊戯

義弟フレゼリク(風立にきさん)とグルベア先生の音楽のノリ方の癖!!

癖が強いんじゃあ〜(某お笑い芸人 ◯鳥 ◯ブさん)

わかってても思わず笑ってしまうおふたりさん。この光景に驚きが隠せないユリアーネと意外にも受け入れているベルンストッフ大臣(奏野はるとさん)

カロリーネもヨハンも登場し、全員でダンスしているときの一体感と迫力は見応えがありました。


遊戯でクリスチャンから逃げているところの動きが皆様面白く、目が足りない。

ヨハンとカロリーネが机の陰でリンゴとラ・フランスを食べるモグモグの動きがまるで小動物。2人とも可愛かったです。

 

 

 

◎1幕ラスト

ヨハンとカロリーネの2人がクリスチャンを見守りながらこれから国が変わっていくのだと希望に満ち溢れ「なんだか楽しい」と話すまま、お互いが吸い寄せられるようなキス。

あぁ〜!!

禁断の〜ってやつですね。あれほど理性と化学だと"愛の錬金術師ソング"等で言っていたのに完全に理性を欠いたヨハン。

キスへの流れとキスをした後の表情・気持ちが音楽によって揺れ動く感情の様子がとてもよく見えました。

 


余韻が残り、2幕はどうなるのかと気になる素晴らしい1幕の終わり方でした。

 


 

〜2幕〜

かなり急展開していく2幕。

 


◎幕開けすぐテニスの場面

観劇するたび毎回違う筋トレ・ストレッチをされる朝美さん。そしてそれを真似る縣さん達。楽しそうでした。

朝美さんって普段そういう筋トレ・ストレッチされているんだ〜と勉強になりました。

私もやろっかな(三日坊主の民)

 

 

 

ヨハンは2幕から赤に金箔のついた豪華な服になりました。素敵ですよね。最初と比べるとお衣装がかなり派手になり、ヨハンの気持ちや行動がかなり暴走しているのがよくわかります。

カロリーネもヨハン同様、髪がモリモリになっちゃって…。お衣装も豪華になっています。

完璧に恋に落ちてますね。

曾祖母ゾフィア・ドロテアの様にはならんって言ってなかったっけ?

一方でクリスチャンはトゲトゲしてた髪型が穏やかになり、カロリーネや周りの人達に対しての接し方も穏やかに。彼なりに変わろうと頑張っていらっしゃいます。国を良くしていきたいという気持ちも感じられます。

 

 

暴走が止まらないヨハン。

◎執務室の場面

眼鏡をかけたヨハン、いや、朝美さんが登場。

暗転していつの間に…!パンフレットとは違う赤のお衣装でのお眼鏡が観れるとは!!!

かっこよすぎて話が入ってこない…とにかくかっこいい。

かっこいいしか言葉が出てこない。本当にかっこよかった。ありがとうございます。大好き。

 

◎劇場の場面

2幕の中で楽しくも一瞬たりとも見逃せないとてもとても大事な場面です。

 

ヨハンの部屋で2人が逢っていたところを見たりとヨハンとカロリーネとの関係に気づいているクリスチャン。しかしその関係性から目を背けている様子に我慢ならないブラント(諏訪さきさん)は劇団の座長ヘンリック(一禾あおさん)に次回の演目について依頼します。

劇場で観劇するヨハンとクリスチャンの真後ろに立っていた時の諏訪さんの表情が凄かった

ここの諏訪さんの演技はピカイチでした。

一生忘れない。

本当に素晴らしかったです。

配信では素晴らしく見切れていたので本当に残念だったので観劇のときには思い残しがないよう双眼鏡でずっと観ていました。

 

 


そして「もうこれ以上私たちは一緒にいてはいけない」とヨハンの目から一瞬にして光が失われるお姿。

崩れ落ち、ボタボタと涙が舞台の床に落ちるのが遠くからでもはっきり見えました。蹲り、ポツリポツリと独り言を言うようにでもはっきりと聞き取れる歌にも朝美さんのお芝居にも惹き込まれました。心が苦しくて仕方ありませんでした。

この場面は公演を重ねてより深みが増しているように感じられました。最高です。

 


 

◎ラスト
『海辺のストルーエンセ』とだけあって、ヨハンの最期はやはり海辺でした。

追い詰められたヨハンは死ぬ覚悟が出来ているのに対し、まだ決意が固まらないクリスチャン。そんなクリスチャンにヨハンは煽ります。

 


朝美「何度も言わせんな」

 


このひと言。表現が難しいのですが、あの演技に何度観ても苦しくなる。


「何も愛してはなかった!!」と叫んでいましたが、めちゃくちゃ強がりですよね。大好きって言っているようなもんですよね〜。カロリーネも「もうそれ以上嘘はおやめなさい」言うてました。そして出会いの時にお預けにしていたクリスチャンとの決闘。

ヨハンが刺されてお亡くなりになるまでの息遣いがもう……!

言葉にならない

兵士2人(壮海さんともう1人はどなたでしょうか?)によって引きずられて舞台からはけていくときの首の角度。お顔が綺麗に見える。

朝美さんめちゃくちゃ計算し尽くされてるぅう!

引きずられると言いつつも双方がぎゅっと握っていないと上手いこといかないと思うのですが、移動の準備の際にゆっくりと朝美さんの手を兵士の袖の中に入るところが超ポイントです。双眼鏡でガン見です。

 

 

 


ここまで1幕・2幕と感想をだいぶ端折って語ってきましたがまだまだ語り尽くせない。

語れるお友達ほすぃ〜。

とにかく凄かった朝美さんの目のお芝居

素晴らしかったです。

全体的に皆様が台詞じゃない細かいお芝居等が本当に多く、目がいくつあっても足りませんでした。

また、ハプニングが起こったときも臨機応変にお芝居に取り込んでいたのが素晴らしかったです。

 

 

フィナーレと作品についてまとめの感想レポは次回。

まだまだ熱く語っていきたいと思います。

今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

 

ではまた〜。

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』を初めて観たお話

こんにちは、せろりです。

 

 

今回は題名の通り、2020年に上演された雪組公演『ONCE UPONA TIME IN AMERICA』のDVDを観たよ。ということで、せろりの感想文です。

 

〜DVDを観る前に〜

 

「この作品どっかで見たな……」

 

そう。当時、阪急電車でポスターを見かけた覚えがあったせろり。

 

当時ポスターを見て、「美人だなぁ」って思っていた奥の方の金髪のお姉さん。あれ朝美絢さんだったの!?と観る前に衝撃を受けました。

 

男役さんも女役をすることってあるんですね。

とても勉強になります…。

えぇ〜朝美さん超美人じゃん。どうしよう。

ということでいきましょうか。

はい、れっつご〜。

 

 

 

〜本編〜

開演のアナウンス、声が良い…!

そして登場から望海さん優勝ですね、はい。ありがとうございます。

 

そして始まってすぐのスーツの男役の皆様のダンス。

格好良い!!!

…にしても彩風さん脚なっっっっが!ほぼ脚。

脚何メールあるんですかってくらい長いですね、スーツがよく良く似合うこと…。カッコいい。好き。(突然の告白)


2幕のヌードルスが阿片を吸い、全員が回想で出てくる場面は今回1番鳥肌が立ちました。

「天国を思い浮かべるんだ」と言われていますが、みているのは全然天国じゃないというところがポイントですよね。


それぞれの登場人物の重要な場面を押さえつつ、短時間にこれまでの振り返りが出来る。

本当に凄かった。鳥肌モンでした。

 

では、お役のお話を。

 


ヌードルス:望海風斗さん

どのシーンも良くてずっとメロメロでした。

本当に凄い人だな、と改めて気付かされました。

せろりのお気に入りポイントがいくつかあるので紹介させていただきます。


ヌードルスとファット・モーが25年ぶりに再開し「ビールでいいか?」と聞かれたときの返し

 

「バーボン」

 

望海さ〜〜ん、なんでそんなにカッコよく言えるんですか??バーボンを頼むときがあったら私も真似して言ってみようかな。

いつそんな日が来るのか…

 

 

②歌

望海さんといえば歌なのは勿論なのですが、どの曲も声量えげつない…。パワー。凄い。凄すぎる。

語彙力〜〜〜

DVDで凄さを感じたので実際に観劇された方はもっと肌で感じていらっしゃるんだろうなと思いました。

1幕ラストの「♪愛は枯れない」は薔薇と共にとても印象的だったのですが、1幕のヌードルスが刑務所から出てきてデボラと再開し2人の銀橋の歌「♪いい夢だけを」すぐ後の望海さんソロの歌「♪真夜中にひとり」がめちゃくちゃ好きでした。お気に入りです。

 

 

③ デボラと貸切レストランの場面で「冷えるのにお時間が」と言われたときの被せるように言い放ったイケメンすぎるひと言

 

「構わない、彼女の好きなものを」

 

どぅぇぇええい!

驚きすぎて日本語にならなかった

どうしたらこんなイケメンな男に育ったのですか。(相手がデボラだからですよね)

せろりもこんなイケメンな男に出逢いたい。ギャングだけど。

いや、望海さんに言われたいだけかもしれない。

 

 


マックス:彩風咲奈さん

先程も書きましたが、スーツが本当に良く似合う咲さん。

カッコいいのは勿論なのですが、ツッコミどころが多かったお役な印象でした。(特に2幕)


めちゃくちゃ真っ直ぐな人ですよね、マックス。

良い意味でも悪い意味でも。

せろりのツッコミポイントは3つ。

 

ハバナ祭り

2幕冒頭の御三方(望海さん彩風さん朝美さん)が秒で着替えて出てきたハバナ祭りの場面、楽しかったです。


ヌードルスエヴァ(彩みちるさん)と話してる後ろでキャロル、ナンパ男(諏訪さきさん)に絡まれてましたね。

 

助けに行きなよマックス、全然気付かんやん。

 

おいおいと思わずツッコミを入れたくなったところで助けに行ったマックス、カッコいいや〜ん?

 

 

②投資のセンスが無いマックス

・不動産の投資で失敗。

 

「ロッカーの金には手をつけない!!!」

 

と言ってますが、そら手をつけようにもつけられませんがな。


・マフィア相手にラスベガスに投資。

「マフィアは検挙され資金源バラした〜♪」と凪様が歌っておりました。

まだ懲りてなかったのか…。


 

③ベイリー長官誕生日パーティー

追い詰められたマックスの最期のシーンです。

ヌードルスと再会し、2人の出逢いの思い出の時計を渡したあとの咲さんの台詞。

 

「そしてこの銃を!!!」

 

 

…ちょっと待てーーい!

 


時計と同じノリで拳銃渡すな!!!

友情の証でも見捨てた訳でもないぞマックス!!

ヌードルス、マックスが選んだ結末はどうあれ、その判断は正解だったと思う。


 

キャロル:朝美絢さん

インフェルノのシーンはイントロと朝美さんの登場で毎場面、空気がガラッと変わった気がしました。


なんてったって1番最初、1幕の登場は衝撃でした…。

 


えええええ朝美さーーーーーん!!!

 


なんっってセクシーな…

これは私は見て良いのでしょうか。

ちゃんと見てください

 

キャロル…控えめに言って最高じゃん?

めちゃくちゃ金髪似合ってる。美しい…朝美さん好き…。

インフェルノでの歌の見せ場が計3回 合ってますか?

「♪インフェルノ」を歌い終わった瞬間、秒ではけて着替えて戻ってきたことにも驚きましたが、

「♪私が惚れた男」がめちゃくちゃ良かった


演技でも歌でも マックスへの愛がめちゃくちゃ伝わってくる。強そうに見えるけどとっても繊細なキャロル。

ビンタされても、そこそこ強く当たられてもマックスの側にいるんですよね?マックスといる時のキャロル可愛かった。


時が経ち、サナトリウムで再び登場した時のキャロル。あの頃のキャロルは何処へ…。記憶が無いだと!?!?

カツラもメイクもかなり変わり激変していましたが、ネイルも変わってましたよね…??

 

 

男役としてもとっても素敵な朝美さん。今回初めて女役をされているのを観ましたが本当に素晴らしく、 歌・存在感・演技もう色々と凄かった。

演技が本当に素晴らしいのはやはり月組さんにいた時代が根底にあるのでしょうか。

そしてなんとも言えない美しさ。

朝美さんには中性的な美があるように思いました。

またまた朝美さんの凄さを感じました。ありがとうございます。

 

 

 

ジミー:彩凪翔さん

本編が始まってからなかなか出てこないので、いつ出てくるかなとずっと待ってました。

出てきた時は

っしゃー!キター!(ガッツポーズ)

となりました。


ジミー、会話の中でさらっと凄い発言してますよね。1幕では、なんだか裏がありそうな労働組合の人という印象でしたが、最後まで観るとやっぱり!でした。

すごく頭の回転が早く、金の融資を持ちかけられてもさり気なく違う方向に話を持って行ってますよね。

 

ギャング相手でも堂々たる風格

 

凪様にしかできないジミー。いや、凪様だったからこそだったのかなと思いました。

誕生日パーティー後のジミーの生涯が気になります…。

ジミー、結局捕まるのかしら…

 

 

 

〜その他印象的だった登場人物のお話〜

・宝石屋の奥さん

一場面のみの登場人物でしたがインパクト大でした。

ヌードルスとのやりとりはなんだかクスッと笑ってしまいます。

せろりはこの時に杏野このみさんのことを覚えました。ありがとうございます。

 


 

…そして私は問いたい。

 


バグジー

何故君はいつも刃物を持ってるんだ…。危ないじゃないか。

 

バクジーを演じていらっしゃった諏訪さん、バグジーとダニーと一つの作品で2度お亡くなりに。

しかもダニーに関しては出てきて秒でお亡くなりになってましたねぇ。

 


 

〜フィナーレ〜

本編が終わり、銀橋にて凪様と朝美さんが歌う「♪真夜中にひとり」

本編で望海さんがお歌いになっていた歌詞と少し違いますがやはり好きです。

緑のお衣装もキラキラで素敵でした。

ラストの凪様と朝美さんが背中合わせで

「もと〜 め〜 て〜♪」

と音に合わせた手の動きがめちゃくちゃ好きです。なんせ手が綺麗。

 

娘役さんと一緒に踊る望海さんの深い赤のキラキラのついたお衣装素敵でした〜。

 

そして望海さんと真彩ちゃんのデュエットダンスはヌードルスとデボラを思い起こさせるような情感たっぷりの素敵なダンスでした。


あっという間にパレード。

スターさんたちが1人ずつ降りてくる時はお役のお衣装とテーマ曲で降りてきた時のテンション爆上がりでした。

いつの間に!!お着替えしてたの!

望海さんは皇帝に、真彩ちゃんは皇后になったかのようなお衣装で本当に素敵でした。


フィナーレだけでも繰り返し観ていたいくらいずっと楽しかったです。

 

 

 

 

〜まとめ〜

なんとな〜く立ち位置" あの辺 "に誰が居そうという目安をつけながら見ていくと、探したいスターさんを見つけやすいことに気がつきました。せろりです。

 

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』見応え1000%盛りだくさんの作品でした。

1幕だけでも濃くてお腹いっぱいでした。(褒めてる)

曲のテンポがノリやすく、キャッチーで全体的に曲も歌詞も良かったなと思います。同じ曲をアレンジしながら色んな場面で流れるのでどんどん世界観に入っていけました。


歌が上手い望海さんと真彩ちゃんの歌を堪能でき、ハッピーエンドではないけれど重たすぎず、余韻たっぷり作品の世界観にどっぷり浸かれる作品でした。

また観ます。CDも欲しいです。買います。

 

 

蒼穹の昴』に続き、一本物を観たのはこれで2作目。

一本物の良さはフィナーレが作品の物語の世界観を残しつつ、劇中曲が使われ、報われなかった気持ちやシーンが成仏されるところでしょうか。

ファントムも一本物なので是非観てみたいです!

 


 

それにしても女役を見事に演じていらっしゃった朝美さんに金一封をお渡ししたいです。

めちゃくちゃ良かった。イケコ(脚本・演出 小池修一郎先生)ありがとう。

 

 

今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

 

ではまた〜。