『はばたけ黄金の翼よ』を初めて観た話。
こんにちは、せろりです。
今回は先日、タカラヅカ・スカイ・ステージで放送されました2019年雪組 全国ツアー公演『はばたけ黄金の翼よ』を観たよ〜というせろりの感想文です。
「初心者こんなこと思って観てるんだ〜」くらいに軽く捉えていただければ幸いでございます。
いつか見なきゃな、DVD買おうかなと思っていたときに丁度放送されたので有り難かったです。
スカステありがとう。
ということで、はい、れっつご〜。
見終えて率直な感想。
" 黄金の翼 "というので壮大な物語なのかと思いきや、想像以上に話が薄かった。
ゴメンナサイ
まだ観るには早すぎたのかもしれないが、この作品の良さがそこまで理解出来なかった。
ヴィットリオとクラリーチェとの結末が結局LOVEか〜いと若干落胆してしまいました。
翼どこ?って感じです。
しかしながら衣装豪華でしたね。さすが中世って感じです。
ではでは、お役の感想を。
ヴィットリオ・アラドーロ:望海風斗さん
でた、望海さんが好きなチリチリヘア…
こういう髪型がやりたいっておっしゃってましたね。(う、うん。いいと思うヨ…)
強かったヴィットリオも愛する人の為なら剣を捨ててでも護ろうとする姿。ただの人になってしまったらそりゃファルコもびっくりですよね。
拷問で血だらけのお姿も素敵でしたよ。
感想薄すぎますか?
クラリーチェ・デル・カンポ:真彩希帆さん
自分の信念を持ったお姫様。可愛いね、でも演技が……ね、うん。
わざとあのスタイルのお芝居なんですかね?全体的にあまりにも見ていられなかったです。
ごめんなさい、ちょっとコメントを差し控えさせていただきます。
なんやかんやありながらもヴィットリオのために生きたルッカ兄弟。2人とも良い奴でした。
ファルコ・ルッカ:朝美絢さん
ヴィットリオの影とも言われ、ヴィットリオが深く信頼しているファルコ。
登場からなんだか妖しい雰囲気漂わせ、立っているだけでも存在感がありました。紫色のオーラが見えました。
朝美さん金髪ロン毛も似合う…なにしても似合いますなぁ。
ヴィットリオが好きだからこそ(若干BL?)やってしまった行動に対し、酷い仕打ちを受けたとしても結局ヴィットリオのために動いていたファルコ。
「♪ヴィットリオのために」がファルコの全てを表しているなと感じました。
イル・ラーゴ、ボルツァーノ共に居場所が無くなったファルコ。「スペインにでも…」と言い去ったファルコだけが可哀想な感じの終わり方だったなと思います。
ロドミア・ルッカ:朝月希和さん
ヴィットリオのことが好きが故に少し暴走してしまいましたが酒屋の場面でクラリーチェを助け、ヴィットリオとジュリオの闘いの場面でも助けるロドミア。
ヴィットリオも言ってたけど、毒が入っているの分かってるんだったらわざわざ飲まなくても良かったんじゃないか?
そしてダンスがお上手!という印象を持っていた希和ちゃん。意外と歌もお上手だったのね!と感じました。得意な音域だったのかしら…
グリエルモ伯爵:久城あすさん
…ですよね!やっぱりね!という悪役でした。
物語を掻き乱す悪役。似合いますよね…。
悪役じゃなくても良いので久城あすさんの演技も歌ももっと見たいなぁ、と思いました。
ジュリオ・デル・カンポ:永久輝せあさん
永久輝さん爽やかです。声が好み。なんでしょう、あの爽やかさ。永久輝さんにしか持ってない気がします。強みですね。
クラリーチェとは腹違いの兄弟ってやつですか。
ヴィットリオを殺すために妹を使って色々と自分で動いてる風でしたけど、めちゃくちゃグリエルモ伯爵に転がされてましたねぇ。
統治を委ねるって言ったけど結局統治はジュリオのままなんですよね…?めでたしめでたしという解釈で良いですか?
いやぁ、それにしても薄かったなぁ。
約1時間40分……
う〜ん。
DVD買ってなくてまだ良かったかな、、というのが正直なところ。
また気が向いたら観たいと思います。
でも何故かふとした時に思い出させる「ヴィットリオのために〜ヴィットリオのために〜♪」
この曲の昭和歌謡みのあるテンポとメロディー。好みです。
いつも名作ばかりという訳ではないのですね、、今回はとても勉強になりました。
次は何を観ようかな〜。
今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
『蒼穹の昴』観劇の思い出
こんにちは、せろりです。
宝塚歌劇に魅了され毎日が充実しております。今日は雪組 御園座公演『BONNIE & CLYDE』の中継を映画館で観てきました。
それはさておき、今回は人生初観劇となりました昨年2022年に上演されました雪組公演『蒼穹の昴』を振り返り、思い出を語っていきたいと思います。
はい、れっつご〜。
『f f f―フォルティッシッシモ―』『シルクロード~盗賊と宝石~』のDVDを見てから数日、どの組が、いつ・どこで・何の公演をしているのか何も知らなかったせろり。
11月末から雪組さんが東京宝塚劇場で公演があると知ったのは公演初日3日前でした。
当然チケットは持ってませんので、ひたすらチケットお譲りサイトで行ける日程を検索し、「譲ってください」とメールを送りまくりました。
まるで就活のエントリーみたいな気分でした
ご縁がありまして、なんとか観劇することに!
観劇が決まってからは急いで原作本、浅田次郎さんの『蒼穹の昴』を読みました。
全4巻。1日1冊ぐらいのハイペースで読み進めたのですが初めて観劇した日までには全て読み終えることが出来ませんでした…
いざ当日。ドキドキの人生初宝塚観劇。
チケットを手に「遂に私は宝塚歌劇に足を踏み入れるのね」なんて思いながら入場。
中に入ると、どーんと目の前には階段に赤い絨毯
キラキラのシャンデリアにクリスマスツリー
ワクワクが止まりません。
客席に着き、開演5分前。
幕が上がり、目の前には『蒼穹の昴』の文字が書かれた豪華な舞台が現れました。
「いよいよ始まるんだ!」と更に気持ちが高まっていると、ケータイを取り出し舞台を撮る人達。
開演前は会場内の写真撮って良いことに驚きました。
私も観劇の記念に撮影させていただきました。
ありがとう、宝塚。
幕が開いて1番に感じたこと。
これか!!!
DVDで見たご挨拶のアナウンスで拍手…。
スターさんが出てきた時の拍手…。
宝塚独特の文化ですよね。私も見よう見まねで参加しながら作品の世界にどっぷり入り込み観劇しました。
観劇して強く思ったのは「事前に本読んでいて良かった…!」ということ。
あまり馴染みがない中国物。登場人物のお名前が難しいのと、上演時間も限られている為、省略されているシーンがあり物語の展開と状況や背景を知ってると知らないとでは理解度が違ったと思いました。
また、本では様々な登場人物が色んな呼び名で呼ばれていますが、宝塚版では"梁 文秀"はずっと"文秀"、"李 春児"は"春児"と呼ばれるように、ほとんどの登場人物が統一した呼び名だったので"誰"がなんという"名前"なのかが分かりやすいように感じました。
濃いいこと、濃いいこと。
文秀と春児が再会し、「♪昴-宿命の星-」を歌うところで1幕が終わるのかと思ったらまだ続く。
衝撃の展開で1幕が終わったところでどの方がどのお役をされているのか気になり、休憩中に公演のパンフレットを買いに走りました。
パンフレットのお写真が素晴らしすぎてこれで1,000円!?とまたまた衝撃を受けました。
破格のクオリティの高さですよね、もっと値段高くても払える…。
さて、それぞれのお役の感想を。
李 春児 役 朝美 絢さん
朝美さんが出てきたときは、本から春児が出てきたように感じました。
想像以上に春児を体現されていて、ずっと目が離せませんでした。
歌も京劇もお芝居も心震えました。本当に凄かった。
銀橋で京劇の練習をする場面や紫禁城での大婚の京劇の場面はとてつもない気迫を感じ、貧しく幼かった春児がどんどん成長し、西太后の側近へと位が上がるにつれて所作も変わっていくのが分かりやすくかつとても自然に演じていらっしゃっていたのが印象的でした。
1番心が震えたのは文秀に「死んじゃ駄目だ」と日本公使館に会いに行く場面。
文秀に泣き縋り付く春児が宦官の中でも位が高く豪華なお衣装なのに一瞬で1番最初のボロボロの貧しい頃の春児のように見えました。泣いたなぁ…
譚嗣同 役 諏訪 さきさん
譚嗣同の優しさと玲玲とのシーンのピュアな感じ。康有為と皇帝・光緒帝が暴走しているときの動き。どれをとってもとても良かったです。
民衆の前で処刑されるときの表情と台詞。あの場面はボロボロに泣きました。あの場面はその前と後の流れもとても良かったです。
今回の観劇で印象的だった方、その名は
S O R A K A Z U K I
ふざけました。ごめんなさい。
順桂 役 和希 そらさん
和希さん。初めましてデス。一昨年組替えで宙組から雪組にいらっしゃった方だったんですね。まだ彩風さんがトップになってからのDVDを観れていなかったので知りませんでした…。スミマセン
紫禁城で科挙の合格者上位3名が紹介される場面で順桂さんが出てきたときのオーラが凄かったです。
そしてお顔も声も良い…。イケメンっっ!
よく通るハスキーな感じの声。とても魅力的で歌もお上手。低い音程も安定して出ていてこんなに凄い人がいたのかと驚きました。
2幕の順桂の銀橋でのソロ「♪我に力を」とってもとっても良かったです。ずっと聴いていたいくらいでした。
では、フィナーレの感想も。
①本編が終了し、涙が止まらない状態で下手から真っ赤なお衣装で登場した和希さん。
後ろ姿から振り返ったときの笑顔。
た・ま・ら・ん!!!
作品の中ではあまり笑顔がなかった順桂さんが笑顔で登場。あぁ、笑顔が眩しい…。ステキ。
そしてなんていったってあのお衣装がとってもお似合いでいらっしゃったこと。本当に歌がお上手ですね。惚れる。
観劇後、しばらくしても忘れられず本当にカッコ良かったなと後日写真を買いにキャトルレーヴに走りました。
店頭では品切れが続いていたので驚きました。
思わず買ってしまった最高の角度のお写真はこちら💁♀️
和希そら 舞台写真/雪組大劇場公演『蒼穹の昴』(舞台写真): ブロマイドオーダーサービス - 宝塚クリエイティブアーツ公式ショッピングサイト|キャトルレーヴオンライン
②和希さんのダンスと入れ替わるように始まるロケット
中国物なのでロケットも中華な感じでしたね。
可愛いお衣装と飾り。好(ハオ)!
③男役群舞
大階段の並びが美しいこと……!!
番手が上の方の方から踊り始め、裾を持ってヒラっと回転するときのあの余韻!!!
朝美さんがピカイチでかっこよかった。
なんと言ったら良いのでしょうか。 緩急 ですかね、裾を持ち上げる角度が若干他の方よりも高めが故に回転してフワァっとなってピタッと止まるときに余韻を感じられて、その絶妙なバランスが本当に大好きです。
セリから上がってきた彩風さん!!!ラスボス感。強〜〜〜!
④娘役さんたちと一緒に踊る朝美さん
素敵でしたね。陶器の柄みたいなお衣装で曲もキャッチーな感じにアレンジされていてなんだか春児を感じました。
足をちょんと外に跳ねる動きが可愛らしい感じ。
曲だけ聴いていても毎回頭の中では皆さんが踊っていらっしゃいます。笑
⑤彩風さんと朝月さんのデュエットダンス
曲も羽織さんの影コーラスも素敵でキラキラお衣装がとてもよくお似合いで好きです。
彩風さんの脚の長さが存分に堪能できる時間でした。我得です。ありがとうございました。
…毎回観るたびに違ったリフト。手に汗握るリフトの瞬間。どの回が成功だったのか、未だに分かりません。
どなたかご存知でしょうか?
⑥パレード
もう終わってしまうのか…と少し寂しい気持ちにもなりましたが皆様いつの間にお着替えされていたのですか!
豪華でキラキラ。圧巻でした。大大大満足です。
あぁ、宝塚観に来たんだなと感じることができました。
超ド初心者のせろり、観劇前の時点でお名前とお顔が完全に一致していた方はごく僅かで、分からない方が多い状態でしたが、あの役の人は誰だったんだろう…となる方がとても多く、新たな発見が沢山あり、とても楽しむことが出来ました。
…楽しかった。本当に良い作品でした。
新人公演も配信で見て、カフェブレイクの朝美さんの回にて朝美さんの注目ポイントを見てもう一度観たいと思いチケット探し。
チョロすぎますね〜
ご縁もあり、その後何度か観劇し毎回大号泣。大千穐楽は映画館で中継を観に行き大号泣しました。
サヨナラショーもとても素敵でした。
いつかはザ!タカラヅカ!というのを感じられるであろうロケットと大きな羽根をつけた彩風さん、朝美さんが大階段から降りてくるお姿が観てみたいです。
次の作品では観れますかね…?
それまでに色んな作品を観てお勉強ですね。頑張ります。
長くなりましたが今回はこの辺で
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
定期購読はじめました〜歌劇〜
こんにちは、せろりです。
先日、雪組『海辺のストルーエンセ』を観劇しまして余韻ひたひた、未だにどっぷり浸かっております。朝美さん良かった。
あぁ、ストルーエンセ先生、、また観たい。DVD化が待ちきれません。
…ということで今回のタイトルの読み方は某お笑い芸人、AME◯IYAさんの「冷やし◯華はじめました〜♪」でお願いします!(え)
謎のこだわりはさておき、昨年末、私せろり遂に『宝塚友の会』に入会しました。
沼にハマってから入会までが早かったですね…。
入会案内一式の中に定期購読の案内が入っておりまして、今どきらしからぬ紙スタイルの申し込み書!
勿論、WEBで申し込みも可能です。
せっかくなので申し込み書を使って「歌劇」と「宝塚GRAPH」の定期購読を申し込みました。ワクワクで〜す。
…書いたは良いものの、ポストに投函するのを忘れるせろり。1週間ほど鞄に入れたまま持ち歩くというアホをやらかしました。
無事投函し、ある日ポストを除くと何やら紫の袋が。
濃いめのすみれ色といっておきましょうか。
宝塚友の会からです。宛名シールの下には
至急 と 二ツ折厳禁 の文字
なかなか見かけない文字列なのでドキドキします。
私なんかやらかした?と思いながらいざ開封。
入っていたのは「TCA PRESS」と「歌劇」
忘れてた!!!←オイ
届いたのは2月号。星組の暁千星さんが表紙の今月号です。
まさか「TCA PRESS」も入っていると思っていなかったので嬉しいです。
…とその前に開封した時の違和感。
それは「歌劇」の表紙が下向きに入っていたということです。
…もしかして郵送途中に表紙が傷つかないようにわざとそういう風に入れているのか?
そのための「TCA PRESS」?え、友の会ありがとう…。
愛だ。
un grande amore!!!!
偉大なる愛だーーーー!!!!
(突然のエリザベート)
歌劇初表紙の暁さん。そして初定期購読のせろり。
いや〜めでたい!!一緒にするな
暁さんお顔が綺麗で目の保養になります…。
今までずっと本屋さんで立ち読みをして終わっていたので(スミマセンネ)
とうとう我が家にも来たか!とテンション爆上げです。
そんな感じでちゃんと読んだ2月号の感想を。※一部のみです
せろりが楽しみにしていたのは、久城あすさんの「えと文」と、愛すみれさんの「組レポ。」。
とにかく文才があるお二人。読みやすく、何度も読み返したくなります。そして面白い。
久城さんの「えと文」は前回の続き杏野このみさんの折り紙の話。
『蒼穹の昴』東京宝塚劇場公演の楽屋ではこんなに面白いことが起きていたなんて…。なんて愉快な雪組の上級生さんたち…。
楽しそうですね。微笑ましい限りです。
そして愛さんは「ストルーエンセ」のイントネーションのお話。
正しいイントネーションは何なのか…。
段々と自分でも分からなくなってきましたが読み終えた後には録画していたスター新春メッセージの朝美さんの部分を見直さずにはいられませんでした。
これか……朝美さん可愛い…。
初めて見たときにイントネーションが若干独特だなと思っていたのはやはり間違いではなかったことが判明しました。
そして本文中に出てきた鎌倉カスター。気になりすぎます。
横浜・鎌倉に行く機会があれば是非とも鎌倉カスターを食べてみたいと思います。
そして『海辺のストルーエンセ』座談会と『BONNIE & CLYDE』のてい談もあり、内容盛りだくさんで幸せでした。観劇前に読めて良かったです。
感想が軽すぎてごめんなさいね
雪組さん以外の組の方やOGの方など、まだまだ存じ上げない方が沢山なので読み込んでお勉強したいと思います。頑張ります。
それにしても、もうわざわざ買いに行かなくても毎月自宅に届く定期購読最高。
それが定期購読です
今月はあとGRAPHも届くので楽しみです。
今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
『Lilacの夢路』に想いを寄せて
こんにちは、せろりです。
2月に入りまして雪組さん両チームともに無事幕が開きましたね!おめでとうございます。最後まで駆け抜けられますように…!
ということで今回は雪組さんの次回作について語っていきたいと思います。
はい、れっつご〜。
2月6日。彩風咲奈さん、夢白あやさん新トップコンビ プレお披露目公演『BONNIE & CLYDE』初日に
次回の宝塚大劇場お披露目公演『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り- と
『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち- のポスター、一部配役が公開されました。
新トップコンビお披露目を盛り上げようという劇団の熱が伝わってきます…。
ビジュアル良いです。最高です。
ポスターともう一つ、CGの線路をバックに彩風さんが右手を挙げている?差し伸べている?お写真を見つけました。どちらもとっても素敵です!好きです!(突然の告白)
キラキラしていて華やかなポスター。
なんて美しいんだ…
これだけで白飯何杯でもいけますね。
……いや、流石に言い過ぎかもしれない。
胃の限界もあるので頑張って2〜3杯だと思います。はい。
先日、『海辺のストルーエンセ』を観劇した際にチラシが置いてあったので貰って来ました。
早速部屋に飾っています。幸せです。
まずはミュージカル『Lilac(ライラック)の夢路』について。
鉄道産業の設立こそ、ドイツ諸邦の発展と統一に繋がると信じるハインドリヒ。それは、5人兄弟が力を合わせることによって事業を成し遂げようとする姿とも重なっていく。兄を尊敬しながらも反論する官僚の次男フランツ、三男ゲオルグより告げられた亡き父親の噂、融資銀行の思惑や国からの圧力等、様々な問題がハインドリヒにのしかかる。しかし、それらを乗り越える時には、いつも兄弟の力があり、エリーゼの愛があった。
引用元:作品紹介 | 雪組公演 『Lilac(ライラック)の夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページhttps://kageki.hankyu.co.jp/revue/2023/lilacnoyumeji/info.html
19世紀のドイツ。作品紹介を読む限り、次回の雪組さんは貧乏じゃなさそうですね(笑)
鉄道事業のお話……ドイツ版の阪急さん??と一瞬頭をよぎりました。もうすぐ宝塚歌劇110周年ですもんね。
そして気になる配役です。
先日発表になったのは彩風さん、夢白さん、朝美さんの御三方。
ハインドリヒ 彩風咲奈
エリーゼ 夢白あや
フランツ 朝美 絢
ということで彩風さんと朝美さんが兄弟役!!
前回の『蒼穹の昴』では義兄弟でしたが、今回は本当の兄弟ということになりますね!ありがとうございます!
朝美さんは官僚の次男 ということはお堅い感じだったりするのでしょうか。
「兄さん!」と呼んでそうなポスター写真なので是非呼んでいただきたいです。(願望)
そして彩風さんと対立する役柄のようにと読み取れたのですが、また兄弟喧嘩ある系ですか?(大いに期待)
毎回想像を超える素敵なお姿を見せて(魅せて)くださいますので次回作でもまた新たなお姿を魅せてくれそうですね。ワクワクです!
全キャストの配役発表が待ち遠しいです!
レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち- についても少し。
今回の作・演出は藤井大介先生。
藤井先生と雪組といえば2018年の『Gato Bonito!! 』〜ガート・ボニート、美しい猫のような男〜 でしょうか。
『Gato Bonito!! 』はまだ観たことがないので藤井先生の演出の特徴がどんな感じなのか分からないせろり。
藤井先生は前回、宙組さんの『Capricciosa!!』-心のままに-の作・演出をされていて、その時のお噂はチラチラ聞いております…。
レビュー = パリってだけでお洒落でキラキラ華やかなイメーがありますが、今回は第109期生の初舞台お披露目公演でもあり、Wのお披露目でより華やかなショーになりそうですね。
藤井先生によってどんな風になるのか。
まずは公演までにお勉強したいと思います。
大劇場で観劇したい…!東京でも是非観劇したいです。
果たしてチケットは取れるのか……。
頑張ります。
少なくともライブ中継はあると思うので観劇レポを書きますね!
今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
宝塚歌劇との出逢い(下)
こんにちは、せろりです。
せろりの宝塚との出逢いについて上・中とお届けしてまいりました。今回は最終回、下です。
はい、れっつご〜。
まだの方はこちらから💁♀️
上(前々回)
宝塚歌劇との出逢い(上) - せろりの宝塚歌劇への愛を語ろうじゃないか
中(前回)
宝塚歌劇との出逢い(中) - せろりの宝塚歌劇への愛を語ろうじゃないか
〜せろり、彩凪翔を認識する〜
DVDを観るのを待ちきれなかったせろり。
再び当日券で『Look at Me』に行って参りました。しかも彩凪翔さんゲスト回。
前回観たときとの若干の違和感。
コブシがきいて…る?
階段降りるとき肩で風切って…る?
あれ、もしかして望海さん男役スイッチ入ってる?
2・3日前に観たときと歌い方がかなり違っていたので驚きました。
前回は優しさに包まれる感じがしましたが、この日はエンジン全開いけいけゴーゴーな感じがしました(?)
前回同様、大大大満足の本編でしたが、まだ終わらない。
アンコールで遂に彩凪翔様ご登場。
めちゃくちゃ美人なお姉さんが出てきました。
あ、そうです彩凪翔さんです。
望海「翔ちゃん知らない人なんて居ないでしょ〜」
あぁ、望海さんごめんなさい、ここにその彩凪翔さんを知らない人が居るんです…。
彩凪さんもすみませんでした!!!
…そう思いながらステージ上では望海さんと彩凪さんの繰り広げられる弾丸爆笑トーク。
話の流れから彩凪翔さんも同じ雪組で男役の方だったという事を知るせろり。
彩凪さんってオモロい関西お姉さんなのかもしれないと思ったのも束の間
望海「翔ちゃん、もっと喋りたいからさ、一旦歌わない?」
え?そのノリで歌っちゃうの?
そして曲が流れ始めたらバチコーーーンと男役スイッチが完全に入る御二人。
『♪ Gato Bonito!! 』と『♪ シルクロード』の宝塚メドレーで会場全体が一つになりました。
盛り上がるペンライトと手拍子…
超楽しい…
めっちゃカッコいい…
これが宝塚か…
待てよ、宝塚を卒業された2人が一緒に宝塚の曲を歌うなんて貴重なのではないか…?
どうなのでしょうか?
そしてあっという間にお別れのお時間。
もっと聴いていたいトークと歌声…
彩凪さんは最後にひとこと言い残し、華麗に去っていきました。
彩凪「みんな愛してんで」
彩凪さんお決まりの一言なんですね
私も含め多くの観客を一瞬で乙女にさせた彩凪翔様。いや、凪様。流石です。
ハァッッと思わず声?息?が漏れると同時に胸の前で両手を組み、乙女が自然と出てきました。
終演後も翌日も頭からずっと離れないGato Bonito!!とシルクロード。
せろりは彩凪翔さんによって宝塚歌劇へと誘われたのです。ありがとう凪様。
〜せろり、遂にDVDを観る〜
あの日『f f f―フォルティッシッシモ―』『シルクロード~盗賊と宝石~』を買ってきてくれてありがとう。母氏に感謝。
ということで初めて宝塚歌劇のDVDを観たときのことをぎゅっとまとめます。
『f f f―フォルティッシッシモ―』
壮大な世界が広がっていて、望海さんはDVDでも凄かった。ずっと食い入るように観てしまいました。
望海さんは歌ウマで有名だったということをこの時に知りました
そして望海さんの卒業公演だったのですね
今更すぎて土下座
最初から最後まで尋常じゃないくらい凄まじいエネルギー、パワーを感じました。実際に観たらもっと凄かったんだろうな…
でもこのタイミングで出逢ったのも運命ですね。←ベートーヴェンだけにね!
そしてせろりが釘付けになったゲルハルト。
誰なんだこのイケメンは!!
朝美絢さん…ひゃ〜〜イケメン、、
望海さんの演じるルートヴィヒは少年(野々花さん)・青年(彩海さん)と時代で演じる方が変わるのに対し、ゲルハルトはずっと朝美さんが演じていらっしゃいましたね。いやぁ、歌も素敵で格好良いです〜。
ロールヘンとともにルートヴィヒのことを気にかけ見守る優男…BIG LOVEです。
皆の大集合のルートヴィヒの回想シーンと大盛り上がりのラストシーンは鳥肌で超感動でした。
濃かった〜〜〜
『シルクロード~盗賊と宝石~』
楽しみにしていましたが、想像以上にめちゃくちゃボリューム満点で驚きました。これが宝塚か!
f f fの後なんですよね…あんなに沢山歌い、演じた後にハードに踊り歌う皆様、本当に凄いです。
ただただ楽しい。
夢幻蜃気楼の彩風咲奈さんがとっても印象的で脚長いし長すぎるしダンスが素敵…
朝月さんに宝石を後ろから着け、髪をなおし、バックハグ…キュンキュンで〜す!!!急にテンションどうした
そしてついつい朝美絢さんを追いかけ観ていました。特に千夜一夜物語の朝美さんのお衣装が似合ってらっしゃって、リフトで高く上がった時の眼力!全てを持っていかれた感じがしました。
せろり1番のお気に入りになったのは、黒燕尾。
青い薔薇を手にクラシックの名曲と共に情感たっぷりで踊る望海さん。男役の皆さんが合流し一緒に踊り、望海さんが彩風さんへ薔薇を渡す展開。曲も転調し、軽やかに彩風さんを中心に踊る場面です。最高に好きになりました。
フゥ!
しっかりと宝塚の洗礼を受け(?)お腹いっぱいです。
初めて観る宝塚の作品に選んで正解だったのではないでしょうか。
この日はシルクロードを2回おかわりして、しっかり宝塚の沼に足をつっこみ始めました。中毒性高いです。他の作品ももっと観ていきたくなりました。
初心者におすすめの作品がありましたら是非お聞かせください。
ディガダンディガダン…
今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
宝塚歌劇との出逢い(中)
こんにちは、せろりです。
前回に引き続き、宝塚との出逢いについてお届けしてまいります。中編です。
今回は私、せろりの運命を変えた望海風斗さんとの出逢いを熱く語っていきましょう。
はい、れっつご〜。
前回までのお話はこちらから💁♀️
宝塚歌劇との出逢い(上) - せろりの宝塚歌劇への愛を語ろうじゃないか
〜せろり、望海風斗に出逢う〜
「せろりの運命を変えた出逢い。」って…
おいおいせろり、なんて大袈裟な…
と思われたそこのアナタ、そう貴方です。
そんなことあるのかと私も今まで思っておりましたが、そんな事態が起きたんです。
ビビッとズババーーーンとかなりの衝撃を受けたのです。⚡️⚡️⚡️←まさにこんな感じ
望海風斗さんとの出逢いは2022年6月〜7月に帝国劇場、博多座にて上演されていた『ガイズ&ドールズ』を観劇したことでした。
スカイ・マスターソン役の井上芳雄さん
ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン役の田代万里生さん
この御三方を楽しみにしておりまして、他の出演者の皆様はあまり把握していない状態で観劇しておりました。本当すみませんねアセアセ
望海さんはと言いますと、ミス・アデレイド役で出演されていました。
ものすごくハマり役でめちゃくちゃキュート
演技はもちろん、ソロもホット・ボックスのシーンも浦井さんとの歌ももう色々と良かったんです…。
語彙力不足で上手く感想が述べられないなのが申し訳ない
声量といい歌唱力が桁違いで歌い上げたときには鳥肌立ちまくり。まさに超・圧・倒!でした。
「アデレイド役の人、凄く良かったな。ノゾミフウトさんっていうんだ〜。え、ついこの間まで男役だったの!?」と驚きでしかありませんでした。(超褒め言葉)
全然そんな感じしなかったのです
本当に本当にアデレイドが良かったんです。
あまりにも良すぎたので、元々2回観劇予定だった次は望海さんメインで観劇しようと思っていました。
しかしながら帝劇公演は半分以上が中止になってしまい、せろりの2度目の観劇は叶いませんでしたが、1度でも観劇出来たのは本当にラッキーだったと思います。
是非『ガイズ&ドールズ』再演してほしいなと強く強く願っております。(必死)
第30回読売演劇大賞 優秀女優賞 受賞
本当におめでとうございます!!!!
やはりこのご時世なのでしょうがないと思いつつ、やっぱり悔しいなとモヤモヤもあり……望海さんのInstagramを見つけたので即フォロー。
「アデレイド良かったな〜」と思い出し、余韻に浸り、結構長い間しゃぶっておりました。
〜宝塚の扉が開いたLook at Me〜
「『ガイズ&ドールズ』楽しかったな、いつか望海さんが出る作品があったら観に行きたいな」とYou◯ubeで動画や音楽を漁る日々。
そんなある日、望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』のゲネプロ動画を見つけるのです。
あぁ、やっぱり歌お上手ね、、
なんだか楽しそう…
当日券あるじゃん、行っちゃおうかな。
…そうです、ファンの皆様には大変申し訳ない土下座レベルの軽い気持ちで『Look at Me』行って参りました。
望海風斗めっちゃ歌うじゃん
見切れ席の当日券で入ったのですがめっちゃ近い…。ステージの端の方まで来てくれる望海さん、好(ハオ)。
早着替え祭りでほぼステージ上にいる望海さん。
まだ歌うの?まだ歌うの?と超盛りだくさんのセットリストで大大大満足でした。
中でも『アデレイドの嘆き』が聴けた(観れた)ことは最高に幸せでもう一度観たかった…という無念は無事成仏しました。ありがとうございました。
そして〈本日の公演は全て終了致しました〜〉のアナウンスではっっ!と放心状態であった事に気がついたせろり。
終演後は吸い込まれていくように物販ブースに行き、CDを購入しました。
初めて聴いた曲も沢山あり、きっとこれは宝塚の曲なんだろうなという曲もあり「望海さんの事をもっと知りたい!」と思い会場を出たその足で聖地キャトルレーヴへ。
なんだここは!!!!宝塚のジャ◯ショやん
※J事務所の所属タレント写真を販売する店「ジャ◯ーズショップ」の略称
いや、ジャ◯ショ以上だ…
写真以外にもグッズもDVDも販売しているのか…
なんて最高な場所ではないか!!
まさに聖地!!
「望海さんの出演している作品を!」と思いCD・DVDコーナーへ。雪組のコーナーへ行ったは良いものの、どれを買ったら良いのか分からず立ち尽くすせろり。
とりあえず望海さんの表紙の作品を眺めるばかり…
分からないまま早数十分。
結局その日はコーナーの隅に置かれていたFREEと書かれている『TCA PRESS』のみ手に入れ帰宅しました。
そんなせろりを見かねた母氏は翌日キャトルレーヴへ行き、『f f f―フォルティッシッシモ―』『シルクロード~盗賊と宝石~』を買ってきてくださいました。
遂に我が家に宝塚歌劇のDVDが…!
次の週末に母氏と一緒に観ようということになりいよいよ宝塚時代の望海さんを観ることになるのです。
DVDの感想と共にせろりが沼に堕ちる話は次回。というわけで今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。
宝塚歌劇との出逢い(上)
こんにちは、せろりです。
『海辺のストルーエンセ』KAAT神奈川芸術劇場公演 初日!おめでとうございます。
朝美絢さんのヨハン・ストルーエンセ……とっても楽しみでございます。
想像しただけでニヤニヤしてしまいます(え)
文字にしてみたら気持ち悪いオタクですね
ストルーエンセについてはまた後日語っていきましょう。
ということで、今回はせろりの宝塚歌劇団との出逢いについて順々にお話ししていきたいと思います。
はい、れっつご〜。
〜せろり、宝塚を知る〜
私せろりは学生時代、関西で暮らした経験がありまして…
関西にいた頃はJ◯・モ◯レール・メト◯等をほぼ使わないバチバチに阪急ユーザーだったんです。
(その節は大変お世話になりました)
そんな訳で、もうお読みいただいている皆様は察し…の通り
阪急電車に乗ればもちろん宝塚歌劇団や音楽学校の車内広告、駅にはポスターがあるわけです。
(無い訳がない)
当時はポスターをみかけたとき
「ふ〜ん、次はこれやるんだ〜」
「この人美人だなぁ」
「へぇ〜〜」
くらいの反応だったんです。
また、阪急電車あるあるだと思うのですが
電車に乗っていると音楽学校の生徒さんや、ジェンヌさんをごく頻繁にお見かけしていました。
どなたかまでは存じ上げなかったのですが、いかにも!という感じで、髪型・スタイルの良さはもちろん、なんてったってオーラが凄かった記憶があります
そして学校では宝塚歌劇団OGの方の講演会、歴史の授業内で阪急の歴史特集があったり、エリザベートのルキーニが歌うシーンを見比べるという謎授業もありました。(どんな授業やねん←)
こうして振り返ってみると色々と学び若干触れ合ってますね…。
なんなら映像も見てますね、、
詳しい授業内容は全く記憶にありませんが
関西圏に住み、割と身近に宝塚という存在があったにも関わらず一度も大劇場に行ったことがなく、キチンと認識してませんでした。
何故ならば…
宝塚は手を出してはいけない危ない存在と思っていたから
ゴメンナサイネ
どう危ないのかと言いますと…
よく聞きません?「タカラヅカは沼だよ」って。
そんなことないですか?私だけ?
幼少期からエンタメが大好きなせろりにとって手を出したら最後、ずぶずぶと堕ちてしまうと危惧していたのです。
でもそんなワタクシ、趣味の観劇によって多くの元タカラヅカジェンヌ様と出逢っておりました。(無意識のうちに)
幕間や観劇後に「あの役の人って誰?元宝塚の人なんだ!」というのが積み重なり、徐々に宝塚歌劇を認識していくのです。
香寿たつきさん、花總まりさん、霧矢大夢さん、音月圭さん、咲妃みゆさん、真彩希帆さんはまさにそういう出逢い方をしまして…
皆さん歌がお上手で衝撃が走り、心が震えました。
また是非ともお姿を拝見(観劇)したいです。
そして、せろりの運命を変えた出逢い。
それは元雪組トップスターの望海風斗様でございます。
望海さんとの出逢いついては熱く熱く!語っていきたいので今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた〜。